![]() | 彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15) (2007/11/01) 雪乃 紗衣 商品詳細を見る |
短編集なのにやたらと分厚い今回。気にしない気にしない。(ぇ)
今回は3作収録。やはりそこはかとなく暗い雰囲気漂う番外編もございます・・・
『恋愛指南争奪戦』は今は懐かしい、秀麗後宮で賃仕事直後のお話。
この頃は初々しかったのを覚えてるヨ・・・(ぇ)
劉輝が懸命に頑張ってる姿が眩しかったです。まあ今も頑張ってるけどさ。(ぉぃ)
しかし、両将軍の鬼畜っぷり光る内容でしたね・・・
あの黎深に向かってあの台詞を叫ばせるとは・・・さすがです。
最後がちょっとしんみりする内容でしたが十分笑わせていただきました。
『お伽噺のはじまり』はThe Beansでも読んでいたのですが・・・
暗っ。(ぉぃ)
邵可の過去は暗すぎる。父茶を振舞ってる普段の彼からは想像も付かない。
ついでに紅家の弟二人もご登場。三男がやたらと可愛かったです。
今は髭もっさりなのに・・・(ゴルァ!)
血の覇王と呼ばれる先代王が君臨していた為か、
かなり紅家は過去危機迫っていたようで、その窮状ゆえの邵可の悲しい決断が
今を導いてしまったと考えるとやるせないです。
しかしまあ、何を守り何を糧に人って生きてるもんなんだろう?と思うぐらい
この話の権力闘争は激しいですよねえ・・・
『地獄の沙汰も君次第』は書き下ろし。
一番笑いました。(爆)
黎深好きにはおそらくたまらないぐらいすばらしい一作となっておりました。
天つ才(一歩間違えばド級の阿呆)の黎深の奥さんである
百合姫との馴れ初めが描かれています。
黎深の奥さんとの事でどんなもの好き・・・かと思いきや、
凄く常識人でした。いや、当たり前か。(ぇ)
でも出生に秘密を抱えていて、
更に男っぽいところも兼ね備えているような人だとは露も思わず。
どっちかというともっと貴族の子女らしいポヤーンとした人と思ってたんですが・・・
ま、そんなんじゃ黎深の相手は務まらないか。うん。
チビ絳攸も可愛かったです。こんな純粋で素直な頃もあったんだねと思いました。
ただ、10いくかいかないかの年齢で人生3回もやり直してるのは
かなりの苦労人ですよね・・・いや、今も苦労してるけどさ・・・
しっかし、奇人の可哀想っぷりには涙が止まらないよ!(こら)
例の百合姫に振られた経緯も描かれていて、たまらないぐらい切なかった・・・!
それだけ黎深にとって百合姫しかいないという状況が示されてるとはいえ
奇人が未だ独身なのを考えると貧乏籤引きすぎだよこの人!!
作者さんに、秀麗に逆ハー伝説をつくれるぐらいの余裕があるなら
ちょっとは奇人さんもどうにかしてやってくれと思うぐらいです。
これからはみんな、奇人プッシュでいった方がいいと思うYO。(何が)
・・・えっと。
やはり短編とはいえ伏線もちょこまか。侮れないですな。
本編も楽しみにしてます。



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